消費者志向自主宣言・フォローアップ
2020年4月25日
徳島県教育印刷株式会社
代表取締役社長 宮田 博史
理念
・本県の教育文化や地域社会に貢献する
・お客様のニーズに的確に応える
・お客様のためにチャレンジを続ける
取組方針
■経営トップのコミットメント 【トップのコミットメント】
印刷業界のデジタル化を活かし、お客様のニーズに合った商品を提供してまいります。
特に無駄な作り過ぎを抑え、廃棄することなく環境に配慮したモノ作りを進め、FSC森林認証紙を使って、COC(生産・流通・加工工程管理)認証の製品を増やしていきます。
また個人情報や機密情報は、今まで以上に情報セキュリティ対策を実施し、管理しなければなりません。常にチャレンジ精神を忘れず、「お客さまのために」を第一に提案してまいります。
■本県の教育文化や地域社会に貢献する事業を積極的に応援する 【従業員の積極的活動】
今年第40回を迎える「阿波吉野川マラソン大会」では、第1回より事務局を引き受け、過去には阿波人形浄瑠璃振興会や徳島ペンクラブなどの事務局をお手伝いしてまいりました。これまでの経験を活かし徳島の文化や地域社会に貢献する事業を応援していきます。
これまでの取組み(2018年9月~2020年3月) |
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第42回 阿波吉野川マラソン大会
第42回阿波吉野川マラソン大会は、2019年10月20日開催され、晴天の中、1,232名の皆さんが参加、1,086名が完走されました。弊社では事務局として、申し込みの受付や実行委員会の方々と準備や設営を行いました。
また、当日は参加者の写真を撮影し、完走証に掲載しました。 |
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AED講習会開催
2018年12月1日と12月15日、社員を2班に分け2013年から数えて3回目の救急救命(AED)講習会を開催しました。
人命救助の場面に出くわすことは、普段あまりないと思いますが、もしもの時に、自分には何ができるのか、どうするべきなのか改めて考えなおす良い機会になったと思います。 |
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「もっと!まなぼうさい」防災出前授業開催
2019年12月7日、防災人材育成センター 工藤 素子 氏を招き「もっと!まなぼうさい」と題して出前授業を開催しました。災害に巻き込まれたときにどうするか、身近な物を使った応急処置法や日頃の備えなど、防災の基礎を学びました。 |
■お客様の立場に立った読者(消費者)目線の提案をする 【消費者への情報提供】
本や冊子の場合は文体や記号の統一、著作権の問題など読者目線で提案をします。
また、チラシやパンフレット、パッケージなどは消費者目線でデザインなどの提案をします。
これまでの取組み(2018年9月~2020年3月) |
第44回とくしま出版文化賞・特別賞を受賞
2020年3月25日、佐光 昭二様の「阿波洋学史の研究 続編」で、とくしま出版文化賞・特別賞を頂きました。
弊社としては12冊目の受賞で、日頃の読者目線での提案や文言統一などが評価されたものと思います。 |
メディア・ユニバーサル・デザインの提案
メディア・ユニバーサル・デザイン(MUD)とは、さまざまな情報が高齢者・障がい者・色覚障がい者・外国人などにも見やすく伝わりやすくするための配慮手法で、すべての方に情報が正しく伝わるよう、文字の書体や大きさ、配置や色などを工夫したデザインです。最近官公庁を中心に需要が高まっており、一般の企業様のパンフレット、パッケージなどにもご提案させていただいております。 |
■お客様の要望に応える品質を維持する 【改善・開発】
納期やデザイン、仕上がりがお客様に満足頂けるよう社員のスキルアップを図ります。そのために各部署で目標を持ってチャレンジを続けます。
これまでの取組み(2018年9月~2020年3月) |
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社内コンペの実施
毎年製作部では、「D1グランプリ」と題して社内コンペを実施しておりますが、2019年は、卓上カレンダーと2020年の年賀状で社内コンペを実施、卓上カレンダー3案と年賀状1案を採用しました。
製作部で作成した案を、営業と役員で審査し、採用案を決めております。
今後は、ポスターやパンフレットなどのデザインにも広げていきたいと思います。 |
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オンライン検査装置の導入
2019年12月1日 A全4色機(カラーの印刷機)にオンライン検査装置を導入。印刷物の品質を高めるため、汚れや版傷を検知するカメラを設置しました。
カラーマッチング
プリンター出力の校正刷りと、最終のインキで刷った製品とでは、どうしても色合いのズレが生じてきます。弊社では、毎年校正刷り~プルーフ~印刷の色を統一するためトーンカーブを調整するカラーマッチングを実施しており、色の管理を徹底しております。
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■コンプライアンスを遵守し、個人情報や機密情報の保護に努める
【コーポレートガバナンスの確保、有機的連携】
お客様からお預かりした情報は、プライバシーマークに添った社内規定により厳重に管理します。毎年社内研修を実施し、社会の変化に対応したルールの徹底を図ります。
これまでの取組み(2018年9月~2020年3月) |
個人情報保護研修の実施
毎年実施している個人情報保護研修を2019年6月24日に実施。従業員全員参加のもと、最近報道されている漏洩事象や弊社におけるリスク管理やルールの徹底などを学びました。 |
プライバシーマークの更新
2019年10月10日に現地審査があり、12月に更新しました。 |
■環境負荷の低減に配慮した製品作りに努める 【有機的連携、改善・開発】
FSC森林認証紙や植物油インキの使用、廃棄物の削減やリサイクルを積極的にすすめ、環境負荷の低減に配慮したモノ作りに努めます。
これまでの取組み(2018年9月~2020年3月) |
照明器具のLED化
2019年10月28日、残っていた倉庫の照明器具をLED化し、全社の照明器具の交換を終了しました。 |
FSC森林認証紙の積極的活用
大手製紙会社が再生紙の生産を終了したことにより、再生紙が手に入りにくい状況が続いておりますが、弊社では代替えとしてFSC森林認証紙をお勧めしております。FSC森林認証のマークも2020年4月に更新審査を通り、続けて活用してまいります。 |
用紙のリサイクル
弊社では、印刷時のヤレ紙(印刷工程で出る不要な用紙)や不要になった書類や校正紙などを、機密情報や個人情報の入った紙はシュレッダー処理の上、古紙業者を通じてリサイクルに回しております |